2017.8.4

プロおろしシリーズ・オロシックス開発!初代おろし金SPEEDY誕生の巻

オロシックスは、ステンレスおろし金第2弾。

 

記念すべき第一号は「SPEEDY

 

たしか、ルイヴィトンにスピーディーというバッグがあったとか、それからインスピーレーションを得まして、、、。

完全なパクリですw

 

はじめてデザイナーさんに作ってもらった記念すべき作品。

当時は、もっとかっこいいプロおろしを作りたいと思ってまして、、、、

 

いろいろ探しました。

当時、家具をメインにデザインしていた原宿に事務所があったサカイデザインさんに依頼をします。

「都内のインテリアショップでおけるようなかっこいいおろし金を作りたい」そんな要望だったと思います。

 

すでに有名だったサカイさんは、当然デザイン代が高い、、、

和田商店なんて相手にされるはずありませんでした。

 

しかし、サカイさんが、和田商店に興味を持ってくれて激安でデザインしてくれることになったんです。

 

最初に出てきたデザインはあまりにキッチングッズとしては、デザインが飛んでいて却下w

最初は、なんだこれ?って感じでしたねw

 

徐々に、デザインを修正していって、このデザインが完成、、、

発売価格は3000円(税抜)

 

このデザインのすごいところは、めちゃくちゃ材料の無駄が多い「無駄のデザイン」なんです。

この外枠を作るためにステンレス板の半分は捨てます。

完全に日本ではやっちゃいけないデザインでした。

しかし、私もデザインのかっこよさに舞い上がっていたのか

「これで行きましょう!」なんてノリで、、、

 

いざ発売、、、、

結果、、、、

全く相手にされません。

 

高いのは仕方がないんですが、デザインの良さを理解してくれる人が誰一人いないw

約2年、、、全く売れずに時がたちます。

 

2年間全く売れず、そんな時に、救世主が現れます。

 

当時、通販でナンバーワンの「通販生活」さんでした。

通販生活さんが、市場に出ていないけど良い大根おろしを探している。

というコンセプトにマッチして、、、なんと、紙面で採用。

 

ピカイチ時典、通販生活で掲載決定、、、、

発売後、瞬く間に売れて、1年で1万個以上出荷の大ヒット。

個人的にはデザインが評価されて売れて欲しかったんですがw

 

そうこうしているうちに、ステンレス、特に18-8ステンレスの材料が大幅に値上げになるという大問題が発生。

先ほど話したとおり、ステンレス板の半分は捨てて作ってるスピーディーには大打撃。

 

おろし金の外枠の曲げ方に特徴がありまして、ねじって曲げるみたいな特殊な作り方してるんですねw

商談でこの曲げのすごさを力説すると、みんな静まりかえりますw

 

それくらいの市場と私のギャップがすごいw

この問題を解決しないと、将来的には作れば作るほど赤字になる勢い。

 

そんなこんなで、スピーディーをいかに効率よく作るかというテーマで、オロシックスの開発に着せざるを得ないのでした。

 

サカイさんとは、スパチュラ、ピーラー持ち手、そしてこのスピーディーとやらせてもらって、才能のある人と仕事をするとこんなに楽しいんだなあ、、、と若い自分は実感したのを覚えてます。

 

ちょっと独特な人でしたがw良い意味で。どの商品も今世に出してもかっこいいデザインだと自負しています。