2017.8.24

ピカピカvsすみずみ消しゴム黒船マーナ襲来!

 

会社のゴタゴタ、工場もグチャグチャ、銀行との闘い、Mの会長職就任、

当然、徐々に売り上げが下がりはじめ、そろそろやばいと思っていても、

私にはアイデアなんて何もありません。

 

そうこうしているうちに、思いもしなかったライバル会社の襲来を受けます。

これが、のちにライバル関係にもなり得ない会社、、マーナでした。

 

当時のマーナは、たしかトカゲの吸盤がついたシリーズで「おしゃれ」「かわいい」を売りにしていたメーカーでした。

 

そのマーナが、出してきました。

その名も「すみずみ消しゴム」

 

私たちは、自分たちが作っているものが大手に真似されるなんて思いもしません。

当然のように、私と親父は完全に浮き足立ちます。いや、すでに船酔いしているほどフラフラです。

 

よーしいっちょ、ビッグサイトのギフトショーで新しい得意先を探さねば、、、

なんて前向きではなく、私の心は、やばいやばすぎる、、、そんな状況でした。

 

いざギフトショーにブースを構えて出店。親父は、すでに酒を飲んでいて臭くて仕方がない。

そんなときです。

 

名刺に「マーナ」の文字が、、、

私はまだ若かったことも在りこう言い放ちます。

「このやろー、よくもうちの商品を真似してくれたな、このブースから出て行け!」

今となってはむなしい響き。

 

完全な負け戦。

しかし、まだ何の能力もない私にはこれが精一杯でした。

実はその人は、マーナの社長だったんです。

 

ここでなぜか親父がポツリ、、、

「あいつなんか、むかし会ったことあるぞ!」

「そうだ」

「マーナだよな、、、思い出した。マーナって最初は亀の子たわしのメーカーだっただろ?もう20年以上前かな。当時は、亀の子たわしでさえ飛ぶように売れたんだよ。たしか、その時に実演販売してくれって売り込みに来たやつだ!」

親父の記憶なんで違っているかもしれないことを先に話しておきますw

 

今でもたまに参考までに買って思います。

マーナの消しゴム、、、これって、研磨材が少なくて、ちょっと。

 

昔の人ならわかると思いますけど「砂消しゴム」ってあったんですけど、ただの砂消しですけどね、、、

だいたい、「目地はカビだから落ちないけど、大手なら書いていいのかよ」なんて愚痴も言いたくなりますがw

これも完全な負け組の私だからいえることですからw

 

ただし、その後マーナの存在であっという間にピカピカ消しゴムが大ピンチとなっていくのでした。

 

親父の名言が出るまでもうすぐというところまで来ていました。

「俺は会社をやめる、、、俺は自己破産して実演の旅に出るから借金はおまえが返していけ!」と

すでに私の精神状態がタイムリミットが迫ってきました、、、。