2017.9.19

取り込み詐欺会社ナフカにだまされる!私が完全にだまされたの巻き

マーナのすみずみ消しゴムという黒船到来により、和田商店の売上げはジワジワと下がっていきました。

新たな得意先を探すべく東京ビッグサイトで開催されるギフトショーへの出展をすることとなります。

自分は開発はできない、営業もうまくない、でも親父はとにかく訳がわからないので、どうにかしないといけない。

そんな気持ちでした。

そんな時に興味を持ってきた会社が「ナフカ」という市ヶ谷にある会社でした。

これが、取り込み詐欺という今まで経験をしたことがない詐欺集団だったのです。

 

まずは、和田商店の商品に興味があるから、見積もり依頼が来ます。

先入金で最低ロットで発注。代金はいただいているのでこちらもすんなり出荷します。

先入金、出荷という発注スタイルが、数回繰り返されます。

1週間後にナフカから

「和田さんの商品、お客さんからの反応がすこぶる良い。もっと大口で発注したいんだが、金額が大きいだけに、〆取引でお願いできないですか?」

という話に。私は舞い上がりますw

売上げで言うと、100万近いオーダーw

月末で締めて40日後振り込みという条件でした。

 

9月の初旬から注文が入るとしたら、支払いは11月10日ですね。

この間に、200万近くオーダーが膨らみます。

 

運命の11/10日。当然入金がありません。この辺から雲行きが怪しくなってくるのです。

一日二日と時間がたっていくにしたがって、

まずは、言い訳が始まります。

「今担当者がいない」

「今資金繰りが厳しいので、少し入金が遅れます。」

などなど、、、

 

1週間後、親父と、会社を訪問することに。

すると和田商店と同様の会社が何人も会社に来ていました。

私の担当の営業は当然退職してすでにいないと、、、

 

ここでだまされた!とようやく気づいたのです。愕然としました。

金額はトータル220万。

 

ここでようやく取り込み詐欺というものを知ることになります。

 

ナフカは、まず社長が1週間ごとに変わります。

登記簿謄本を取るたびに別人が社長になるのです。

新しくなった登記簿を取り寄せ、新しい社長の住所を突き止めました。

練馬のひばりヶ丘団地の一室でした。

 

私と社長(親父)は怒りにまかせて車を飛ばし、夜8時にその団地に向かいます。

 

「ピンポンピンポン」
「あ?誰だ_」

 

明らかに怪しい声の主。

 

出てきたのは明らかにその筋の若い衆と思われる家族でした。

「おい、金返せ、おまえのところの会社にだまされた」

 

親父が大声でわめいているので、団地の隣の人たちが、出てきます。

私も大声で「この人詐欺師ですよ!」とわめき散らします。

正直めちゃくちゃ怖かったですが、もうそんなこと言ってられません。

 

「俺は何も知らねえよ!てめえらこれ以上やるとぶっ殺すぞ!」

 

親父はひるみません。

 

「やれるならやってみろ、このやろ−!」

30分くらいわめき散らして、らちがあかずに仕方なしに退散。

この後、メインの販路であるお客様からクレームが入り、事の顛末がわかったのでした。

「生協で1000円で買ったおたくの商品が近所のジェーソンで100円で売ってるじゃないの?」

詐欺会社ナフカは、和田商店にお金を払わないので、いくらでもいいから換金したかったわけです。

そこで、安売りのジェーソン、当時12店舗ありましたが、業者向けの現金即売会で和田商店の商品をたたき売って金に換えていたというわけです。

 

この事が公になれば、メインの販路である生協の取引もなくなってしまう。

ジェーソンに電話して「だまされた」と話しても、相談にも乗ってくれず、、、

 

翌日から、ジェーソンの全店、買い占める旅に出たのでした。

悔しくて仕方がありませんでした。100円で投げ売りされている自分の商品を、全部レジにいって買い戻す。

 

それを茨城から都内まで全部調べてもう一度買い戻すんですから。

一番遠かったのが、茨城の石毛で、最後が板橋だったかな、、、

 

220万は入ってこない上に、お金を払って、買い戻す。

これでようやく ナフカとの取り込み詐欺の事の顛末は終わったのです。

 

のちに、同様の取り込み詐欺という会社が何件か来たので、

知らんぷりして、営業にいって、むこうがどういう出方をするのか探りに行ったりしました。

最初から詐欺集団だとわかると、話していることも全部つじつまが合うので。

 

取り込み詐欺というのは、まず、休眠会社を買い取ります。

なので、設立は長いんです。

この辺で引っかかりやすいんですね。

だから、登記簿謄本を見ても、ちょっとわからないんです。

 

和田商店、今考えると会社が存続していることが不思議なくらいですが、なんとか今まで生き残っているようですw

この件でも警察に相談しましたが、まったく相手にされませんでした。

 

本当に、木陰に隠れてスピード違反取り締まるなら、こまってる市民のためを助けて欲しいものですねw

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