2018.2.21

信金対決、H信金vsO梅信金「銀行の貸し剥がし、O森との最終決戦」

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プロおろしの開発は、潰れかかった会社をどうにかしようとする家族の壮絶なドラマが有りました。
当時、ピカピカ消しゴム、プロピーラーのヒットで会社は好調でしたが、徐々にライバル企業に押され売上が下降。
15人いたパートさんも一人減り二人減り、最終的には家族以外全員いなくなるというところまで、、、
先の見えない会社、開発担当の親父は酒に飲まれてほろ酔い気味。
無理やり歯を全部抜いたため、歯が痛くて、食事が喉を通らずに、結果酒に溺れる。
会社の体をなしていない状態。
売上が落ちて将来性がない和田商店、銀行とすれば、マックスまで貸したのでこれ以上存在意義がない。
メインバンクの信金のO森が動きます。
親父はO森を信用して、借り入れは全部H信金、変動金利です。
それが、半年という短いスパンで2.5%の変動金利が、0.3%ずつ、短期間で上がり続けていたのです。
この頃から、O森が怪しいと勘ぐっていた私は、青梅にあるO信金さんと借り替えの話を進めていました。
O信金さんの会社の和田商店の評価はこうでした。
「確かに和田商店の売上は数年で、1/3まで落ちているが、それでも資金繰りに苦しいわけでもなく、順調に推移している。借り替えで対処できます」
ということでした。
会社の売上は1/3まで落ちていましたが、固定費の人件費が家族だけなので、決算はずっと黒字でした。
逆にピークの売上が異常だったと見ることもできました。
ただ、H信金さんは、すでに税理士とも内通しており内情も知っています。
親父が酒で溺れて、ほぼ廃人状態ということも。
O信金との借り替えの話は、当然親父には内緒にしてました。
O森に全幅の信頼を寄せているときにそんな話をしたら、とんでもないことになりますから。
まずは、このH信金のプロパー融資100%を変えること。
1.国民生活金融公庫に借り換え
2.狭山市の制度融資(利子補助)に切り替え
3.残りをO信金に借り換え
の3分割方式で

O信金と内密に話を進めてましたが、
まずはH信金の変動金利が数カ月おきに上がるので、これでは返しても返しても借金は減りません。
これは、解決しておかねば。
H信金に怒鳴り込みに行きました。
昔ならO森さんが、優先的に対応してくれるのですが、雰囲気を勘ぐったのか、知らんぷり。
「O森さん、融資担当と話をしたいですが、、、」
いやーな顔をして、出てきません、無視。
「この変動金利おかしいでしょ、、、こっちは返済も滞ったことないし決算も問題ないはず」
私も支店内で大声で不満をぶちまけます。
H信金の言い訳はこうでした。
「社会情勢を見ながら、金利を決めているので、こちらが意図的にあげているわけではない。無茶苦茶なことを言わないでくれ。」とのこと。
堂々巡りが続き、若造が切れただけ、、結局何もなく終わり。

その夜、事件が。
O森が私の家で親父と話してました。親父はもうベロンベロンです。
わたしは同席しませんでしたがO森が帰ったあと親父に呼び出されます。
「おい、お前今日H信金に怒鳴り込みに行ったらしいじゃないか、何様のつもりだ。
俺はO森さんは家族だと思ってる。O森さんから言われた。
社長(親父)は才能があるけど、息子さんは才能が全くない。
会社にとってガンだから、やめさせたほうがいい。
俺も同感だ、今日限りで会社を辞めろ、あと家族の縁も切る」
すでにこの頃、家族の中で私一人が除け者となっていました。

O森と飯能にあるH信金は、和田商店を潰す方向で変動金利をどんどん上げて、
貸し剥がしていく方向なのはミエミエでしたし、
借り換えの準備も整っていました。
親父が、O森を信用しているがために、借り替えできないという非常事態。

その日、自殺を考え、車に乗り、泣きじゃくって、
今まで出したこともないスピード180キロ出していました。
今ハンドル切れば死ねる。
でも、怖くてできませんでした。

なんであんなに仲が良かった家族が、「金」でここまでボロボロにならなければいけないんだ。
あとは、よくわからない親父の「O森は家族」という言葉が、アホすぎて、悲しくなってきてました。

なんとか、その日を乗り越え自分自身「家族」じゃないと言われたので、親父は無視して、会社を立て直すことに注力しました。
正直、あまりに親父がアホすぎて、話が噛み合ってないからです。まあ、これは今もそうなんですがw

翌日、親父から、「なんでお前会社にいるんだ、、」とかグチグチ言われるのを耐えてO信金との借り換え準備を進めます。

O信金は、会社の土地、建物の担保があれば潰れても、トントンという計算がありましたし、それは正直に話してました。
その代わり、
全額借り換えができないから、国金と狭山市の制度融資なら、担保なしで借り換えでできるから、まずは利率が安いからそれを利用して、残りを借り換えしましょう。と。

家族間のトラブルは無視、しかし最優先は、借り替えよりも
O森と親父の分断だと思い、仮替えを進めます。
O信金に借り換えます。といったときのH信金の飯能、、、いや反応は最悪でした。
O信金さんも、H信金さんがO信金に届けるのが筋の書類を「H信金に取りに来い」と高圧的な態度。
O信金も、こんなこと今までないって怒ってましたが、なんとか無事に借り換えが終わりました。

結局、予定通り、国民生活金融公庫、狭山制度融資(利子補助)、O梅信金 に振り分けることができて、
実はこれもO梅信金さんから、指示されたものでした。本当に感謝です。

PS 今は借金は全額返済w
ちなみに、こんな事書いてますけど、H信金が今はメインバンクですw 銀行は悪口書いても決算が良ければついてくるんでw
今はH信金が「社長、なんでもいいから借りてください」って言われると嬉しくなりますねw